流山いろは動物病院のblog

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子犬の育て方

看護師の石川です。

 

今回は私が興味を持っている”犬のしつけ”について書かせていただきます。

 

現在飼われいるワンちゃんは多くがご家庭の中で人と同じような生活を送っています。

そんな日常の中でよく耳にする事が多いのが…

『いたずらが酷くて…』

『興奮するとすごく吠えて近所迷惑にならないか心配…』

『車・犬・動く物・人を追いかける、吠えてしまう』などと言った問題行動と

言われている内容に悩まされている飼い主さんをよく見かけます。

もちろん当院でも相談されることは多いです。
どうしたら良いか、いい対策は無いか?

と日々試行錯誤されている飼い主様も見受けられます。Getty

ただ、相手は人間とは全く別の生き物であり犬です。

人から見た時に『問題行動』なだけであって、犬が犬として、身を守るために唸り、群れを守るために吠え、食事を探すために破壊する。問題行動って、実は、ワンちゃんたちにとってはどれも必要で当たり前の行動なんです。

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…なんて偉そうに言ってますが、私自身飼い犬にいたずらされたり無駄吠えされて

何度も怒りそうになってうんざりしたかは数知れずです…(笑)

大事な物がどんどん破壊されたていくことに、後半泣きました(笑)

 

そんな中で『しつけ』に段々と興味を持ち、経験と勉強をしてわかったことは、

 

⒈犬という動物を知り、理解して、受け入れること(イヌはヒトではありません)

 

⒉犬の行動心理を理解して、うまくできるように促すこと(褒めるしつけの真意)

 

⒊苦手をつくらない、問題行動の予防が大事(つまり社会化)

 

ということです。当院でも、この考え方を大事にしています。

それを踏まえて、犬と人が共生するために、生活しやすいように犬を誘導していくのがしつけなんだと思います。問題行動対策は予防が大事、ということであれば、子犬の頃から、正しい知識で、いい経験をさせることがとても大事です。つまり、≪仔犬の社会化≫です。

きっと飼い主様も社会化の大切さを知っている方が多いかな~と思います。

調べればよく出て来るワードですよね!

犬は生涯を通じて社会化を続けますが、特に生後3週間から14週間までに経験したことは順応しやすい傾向があり、社会化期と言われています。この時期に、もしくは若いうちに社会化をいかに行うかが、将来の問題行動予防には非常に重要なんです!

ただ、

 

『知ってはいるが何をどうすれば良い?』

『具体的にどうしたらいいのかわからない…』

 

ということで、流山いろは動物病院では、≪仔犬の社会化期≫を飼い主さんが上手に過ごすお手伝いをしたいと考えております。

その第一弾として、パピーステイを現在準備中です。

子犬の社会化でつまづきやすい犬との社会化、まずはここから始めようと思います。

近日詳細を踏まえてお知らせする予定ですので、ご期待ください!