流山いろは動物病院のblog

流山いろは動物病院のブログです

☆ジュニアクラス開催のお知らせ☆

 

 

こんにちは!スタッフの石川です('ω')ノ

 

前々回の記事でお話があった

『ジュニアクラス』の日程が

決まりましたのでお知らせいたします!

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今回のイベントではしつけ相談や愛犬ちゃんの困った癖などなんでも話しましょう(*'▽')!!

 

ジュニアの時期は生活の中で

可愛いと思う気持ちと同じくらいに

悩みや不安が出てきます。。。

 

私も愛犬クレオ氏を育てている時はそうでした。。。

自分の意志とは真逆の行動をされたり、

イタズラを毎日連続で私の物だけされたり、

正直『もうなんなの、、』と思った日々が何日も続きました。

今でもあまり思い出したくないです、、笑

ですが、よく行動を観察したり、

色々チャレンジをしていく中で

徐々に改善され今では大分落ち着きました!

 

そんな生活を送る中で、

『この子にも何か伝えたい事があるのかな』

と思うようになりました。

意識を変えてクレオを見ていると、

遊んで欲しい時・寂しい時・怒ってる時など

必至に気持ちを伝えようとする行動が多く

今まで意味不明だった行動も、

全部意味がある行動だったんだと思えました。

 

今でも私があまり構ってあげられない

日々が続くと私の物だけイタズラしに

わざわざ部屋までやってきますが、

そんなの今では可愛いとしか思いません。

(親バカではありません。)

 

 

こんな経験を経てこう思えた事が

きっかけで今現在ではワンちゃんの

行動・心理学を学ぶことがとても楽しくなっています(*´ω`*)!

 

 

ですがしつけや困った癖を治すにはどうしても

かなりの時間と根気が必要になってしまいます。

一人で全部やろう、頑張ろう!とすると愛犬ちゃんとの楽しい時間が楽しくなくなってしまうのも事実です。

 

なので、今回このようなイベントを通じて楽しくしつけや困った癖を直していければいいなぁ思っています!!

 

ぜひぜひ皆さん遊びに来て下さい(*´꒳`*)

スタッフ一同楽しみにお待ちしています♪

 

 

5月のイベント情報

こんにちは。院長の大井です。

 

キッズ獣医師体験に続き、5月はジュニアクラスを開催いたします。

 

パピークラスはご存知の方も多いと思いますが、今回はジュニアです。

ワクチン接種が済んでから1歳過ぎまでのノリノリの子たちが対象です。

 

「ジュニアクラス?何するの?」

 

と思われるかもしれませんが、はい、何もしません。

わんちゃんが新しい環境や、人、お友達に慣れるのをゆっくり見守ってあげましょう。

最初はびっくりしている子も、徐々に慣れてくるはずです。ゆっくり、時間をかけて、慣らしてあげてください。たくさん遊ばせてあげてください。

 

ほとんどの動物は、大人になるまでに兄弟やお友達との遊びの中から、自分が社会に順応するための社会性を身に着けます。もう少し詳しく書きますと、わんちゃんの社会化に重要なステージが、、、

 

第一社会化期(生後4週齢~13週齢)…直面するすべての刺激を、とっても柔軟に受け入れます。いろんなものに興味を抱き、チャレンジし、自分を順応させていきます。

 

第二社会化期(生後13週齢~1歳半)…警戒心が芽生える時期です。第一社会化期と比べると少し慎重になりますが、それでもまだまだ、若くて順応性が十分にある時期です。第一社会化期での経験をさらに慎重に組み立て、性格を形成する時期です。また、コマンドトレーニングも喜んで行える時期になります。環境さえ整えれば勝手に社会化してくれる第一期とは違い、多少飼い主さんによる訓練が必要になってきます。

 

この2期がとっても重要です。もっとも重要な基盤は、第一社会化期に形成されますが、日本のわんちゃんの多くは、第一社会化期をペットショップで過ごします。また、家に迎えられても、ワクチンが終わるまでは散歩は控えるように獣医さんに言われます。

ワクチンも終わって、やっと散歩に行けるぞーって頃には、ほとんどの子が社会化期を過ぎてしまっていて、逆に警戒心が芽生え始めているケースが多いです。

怖い伝染病からかわいいパピーを守る事はとっても大事です。でも仔犬を迎え入れてから、ワクチン接種が終わるまでの期間は、第一社会化期という重要な時間でもある事をしっかり理解して、犬を飼い始めましょう。

 

さて、今回の主役のジュニアたちは、つまり第二社会化期の子たちを指します。

第二社会化期では、警戒心が芽生え始めるといいましたが、第一社会化期でため込んだ多くの経験を、整理し、性格を固めていく時期です。楽しいことをもっと楽しめるようにもなりますが、怖いものをもっと怖くなる時期でもあります。爪切りやブラッシングを嫌がるようになるのもこの時期からですね。

 

ジュニアクラスでは、

 

①第二社会化期の特徴を、飼い主さんに理解していただく事

 

②パピークラスよりは少し慎重に、ジュニアたちをいつもとは違う環境においてあげて、慣らす事

 

この2点が目的です。社会化がうまくできなかった子もこの時期にできるだけ多くの人、モノ、動物に順応させるように努力することをおすすめします。

 

また、ただ遊ばせるだけでは物足りないので、日ごろの悩みやしつけ相談も同時に開催します。当院看護師の石川は、看護師、トリマーだけでなく、動物の行動心理や訓練、しつけの勉強をしておりますので、獣医師には聞きにくい、恥ずかしトラブルも、ぜひぜひお気軽に相談ください。

 

5月の日曜午後に開催予定ではありますが、詳細決まり次第、ブログにてご案内しますので、楽しみにお待ちください。

 

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(写真は先日トリミングに来てくれたコタロウくんです。時間の都合でトリミングブログ用に撮影ができなくてごめんなさい。かわいくなりました。)

キッズ獣医師体験☆

 

こんにちは。スタッフの奏子です。先週の日曜日に小学生を対象とした獣医師体験を行いました。その時の様子をレポートしたいと思います(*^^*)
 
今回の獣医師体験では、まず最初に犬の問診を一緒に行ったあと、糞便検査、超音波検査、採血、爪切り実習をしました。

 

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問診では、スタッフ犬であるもー・ちょこらに協力してもらい、耳や目、爪、皮膚などのチェックのあと、みんなに聴診をしてもらいました。最初なので緊張気味の子も。

 

エコー実習では、卵とミカンゼリーの中身がどううつるかみんなで見てみました。身近なものということもあって、みんな興味深々!

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 糞便検査では、スライドを作るところから体験してもらいました。お母さんたちからは、学生時代の実習を思い出し、懐かしい~という声も♪ 

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最後に交代で爪切り、採血実習!
爪切りは、マカロニを爪の代用とし、お母さんたちにワンちゃんの役をお願いしました。
お母さんたちが指にマカロニをはさんでワンワン!と犬の役を演じてくれ、みんなニコニコ。赤い粘土が出てくると切りすぎのサイン。大胆に大きく切る子、すこーしずつ慎重に切る子と、性格の差がよく表れていて面白かったです(*^^*)

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採血実習では、針を扱うということもあり、みんなとても真剣な表情に。少し難しい作業でしたが、看護師さんや院長にサポートしてもらいながら、みんな上手に血を抜くことができました。

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最後に院長のお話と、修了書をもらって体験終了!
2時間弱でしたが、みんなすごく集中して頑張ってくれました(*^^*)
私たちがこのセミナーを行う理由の一つとして、動物に対する正しい知識をつけてもらいたいという思いがあります。楽しく実習を行いながら動物や医療に対しての知識を高めることで、動物も人と同じように心臓があって生きていること、血が出ると痛いこと、そんなことを小さいときに体感してもらうことが、動物とのよりよい関係を築いていくために大切なことだと思っています。

 

保護者の方々、ご協力ありがとうございました!
私たちスタッフにとってもとても楽しい時間となりました♪
 
また開催したいと思っていますので、よろしくお願いします(*^^*)