こんにちは、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
病院はペットホテルでとても賑やかです。
さて、今日は先週開催した、キッズ獣医師体験のレポートです。
流山いろは動物病院では、飼い主さんや地域の子供たちへ向けたセミナーを定期的に開催しております。夏休みということもあり、今回はキッズ獣医師体験セミナーを開催いたしました。
今回の体験は、8人のキッズが参加してくれました(定員は5名でしたが急遽増やしました)。
そして、チョコラさんとタロウ君にお手伝いいただきました。
今回のお題は、
1.身体検査をしてみよう
2.エコー検査でどう見えるかな?
3.レントゲンってどんな検査?
4.採血体験
以上の4つでした。
実際、動物病院に来た動物たちは、身体検査を受け、必要に応じて血液検査、レントゲン検査、エコー検査を行い、病気を診断します。
今回の実習でも、できるだけ診断のプロセスを体験してもらおうと動物ではなく、コレを用意しました。
院長が大人買いしてきた果肉入りゼリーを、看護師さんたちがマッキーで塗りつぶしガムテープでぐるぐる巻きにしてくれました。そして、少し仕掛けをしました。
さすが子供たち、「ゼリーじゃん!」と一瞬で言い当てましたが、今回は、この特性ゼリーを子供たちに検査してもらい、中身と仕掛けを調べてもらいました。
みんな初めて触るエコーや描出される果肉、レントゲン検査で初めて気づいた仕掛けに大興奮、とっても楽しく体験をすることができました。
体験の最後には、野良猫や野生動物、捨て犬、殺処分などをキーワードに、、、人間と動物が仲良く暮らすにはどうしたらいいのか、考えてもらいました。小学生には難しいかもしれない内容でしたが、みんな一生懸命耳を傾けてくれました。
今回参加してくれたキッズが大人になる時に、人と動物が今よりもっと仲良く暮らせる社会であるように、動物や自然に目を向けられる人が一人でも多く生まれるように願っています。
最後に、今回残念ながら定員オーバーで参加できなかった子たち、定期的に獣医師体験を開催いたしますので、また次の機会にお会いしましょう。みなさんの参加をお待ちしております。