あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
すっかり更新が遅くなってしまいました。
お正月は入院のコや預かりのコたちとにぎやかに過ごさせてもらいました。人懐っこいコたちが多く、かわいかったです(*^^*) みんな無事に帰宅、退院しました。
さて今日はリハビリについて少しご紹介させていただきたいと思います。
当院では手術後必要と判断したワンちゃん、猫ちゃんに対し、リハビリを行います。
施術内容はそのコの状態によって変わりますが、今回は膝蓋骨脱臼整復の手術後のワンちゃんに対しておこなったものを簡単にご紹介します。
まず湿熱で体を温めながら全身のマッサージをおこないます。特に術後は患肢をかばい他の部分に力が入るため、筋肉が固くなることが多いので、そこを中心にほぐしていきます。
その後患肢の状態をチェックし、状態を見ながら少しずつ動かしていきます。今回は対軸の足を挙げて患肢に負荷をかけたり、ディスクの上に前足を乗っけて後肢に負荷をかけるリハビリを行いました。
人の場合はあえて痛みや違和感がある患肢を使う、というリハビリの意味を頭で理解しているので、意識して負荷をかけることなどできますが、ワンちゃんはなかなかそういきません。違和感がある足をいつまでも使わずどんどん筋肉に差がついてしまい、さらに使わない・・・という悪循環に陥ってしまうことがあります。
そのためこういったリハビリが必要と考えています。
写真のくまちゃんも、少し怖がりながらも、上手に施術を受けてくれています。
早く元気に走れることを願っています(*^^*)