流山いろは動物病院のblog

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状況報告

こんにちは、院長の大井です。

 

梅雨かと思うほど雨の日が多い上に、ぐっと気温も下がり、自転車通勤の私としてはつらい日が続きます。

雨嫌いのチョコラさんも、散歩に行ってもトイレを済ませてさっさと帰ってしまう今日この頃です。

 

さて、店舗の内装工事が着々と進行しておりますので、そちらの様子を少しご紹介しようと思います。

 

…といっても、私以外の方が見てもただの工事現場ですね。

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完成イメージがこちらです。

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(完成イメージは、デザイナーさんがイメージしやすいようにと用意してくださいました。)

 

イメージの右側に診察台が見えますが、ここは第二診察室です。

この第二診察室は、壁を取り払った開放的な診察室になっております。

 

私もそうですが、病院に行くのはとても緊張します。

おそらく、動物も相当の緊張状態で来院しますので、場合によっては逃亡を計る動物もいます。そのようなケースに対応すべく、通常動物病院の診察室は、あえて小さく閉鎖的な設計になることが多いです。また閉鎖的な診察室には、動物の逃亡を防ぐほか、深刻な話をする際にも都合がいいですし、飼い主さんによってはそちらを好む場合も多いです。当院においても第一診察室は閉鎖的な診察室です。

第二診察室を開放的にした目的は、飼い主さん・動物と病院のスタッフ間でのコミュニケーションを取りやすくしたいためです。私たち獣医師は物言わぬ動物から、病気を見つけるために様々な検査を行いますが、飼い主さんとの話と動物の身体検査から、どの検査が必要なのかを頭の中で絞り込んでいきます。つまり、飼い主さんとのコミュニケーションが十分にできてこそ、動物にも飼い主さんにもやさしい、効率のよい獣医療を提供できると考えています。また、壁を取り払い、スタッフの様子を見ていただくことで、何をされているかわからい不安感を払拭したかったためです。(緊急疾患の受け入れも、壁がないことでスムーズになります。)

 

閉鎖的な第一診察室と開放的な第二診察室を上手に使い分けていきたいと思います。